2011年05月11日

貴賤・きせん(職業に貴賤は無いを刻んだ日)

今から18年も前のこと
私には悩みがあった
それは恋愛でもなく仕事でもなく
お金でも無く
親のこと

今・・・
振り返ると・・・
幸せなことだ
お金の問題で首を吊る世の中だ



親の悩みをふっきるために
私は・・・

とんとん拍子に入社しポジションも
待遇も良かったS商事会社を辞めて
石川県の仲居になるために
北陸行きの電車に飛び乗った

仲居になる理由・・・?
当時の昼ドラの”春ちゃん”を見たから

選んだわけでは無いが
旅館は日本で2位の老舗
私はなぜか・・・
”仕事”にだけは 恵まれていた

S商事の同期に2年で辞めて
富山県に帰った友人が居た
石川県に行く前に訪ねた
彼女は快く 私を泊めてくれた

友人のご実家の弟さんにも
挨拶を・・・と申し出た
”断られた”・・・

「もしかして・・・仲居の仕事の友人では
紹介できない・・・?」

気まずそうに 友人がうなずいた
私は言葉も出なかった

翌日・・・
石川県に向かう列車のホームで
私の大好きな鱒寿司をくれた
何度も「ごめんね。」と言いながら
謝る事は無いのに 何度も

動き出す列車・・・
かなり混んでいる
私の荷物を見て
すばやく網棚に載せてくれようとする方々がいた
身障者の方々だった

友人の仕打ちに・・・ 
平気なふりをしている私を見透かすように
彼等が明るく話しかけてくる
嬉しかったなぁ・・・
連絡先を聴いておけば良かった

親の悩み・・・
43歳に解決した
「親恋しいと悩んできたけれど
私が親になれば良いんだっ!」と・・・
ある出来事を境に 大きく吹っ切れた
貴賤・きせん(職業に貴賤は無いを刻んだ日)




Posted by シリケン at 18:31│Comments(2)
この記事へのコメント
おはようございます。

梅雨空が広がっています。

職業に貴賤はありません。

ようはその人です。

きれいごとではなく、ホントにそう思っています。

なんだか、いい話ですね。
Posted by tama.tama. at 2011年05月12日 08:11
tama.さんへ(^^)

コメントありがとうございます。
本当に奇麗事ではなくそうですよね。

貴賤とは少し話が広がりますが・・・
ワシントンに行った時に現地の日本人ガイドがポツリと面白い事を言っていました。

「アメリカは自由!フリーダム!を求めながら皮肉にも”不自由”になっている気がする・・・。」
Posted by シリケン at 2011年05月12日 16:59
 
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